どうも、川越のニュートリッツ中山です。
昨今の新型コロナウィルスにより川越の観光客が大きく減り、ホテル・旅館、観光地の飲食店、イベント会社様など影響を受けている川越の事業者様も多くいらっしゃると思います。
人が外に出なくなったので、人の流れが大きく変わり営業方法を変えなければならない事業者様も多いです。大きく売上が下がる企業も多くなるでしょう。
そんな状況の中ですと、まず考えるのは人件費などのコストカットだと思います。
しかし、コストカットでは抜本的な問題解決にはなっておらず、いずれ同じ問題に直面します。
顧客対応などが減り時間がある今だからこそできることをしていき、コロナウィルス不況を打ち勝つ体勢を作っていきましょう!
「Stay home」人は家にいる
新型コロナウィルスにより、人の消費行動は大きく変わりました。
ウチの子が通っているバレーもスイミングも英語教室もすべて営業中止。飲食店の中を覗いてみるとガラガラ。
人が外に出ていないんです。では、家の中で人は何に時間を使っているのでしょうか?
ここを考えるのが経営者の仕事ですね。この時代に合わせたビジネスモデルを考えていきましょう。
通販やデリバリーは増える(通販サイトの強化)
先日Twitterで「タクシーや観光で仕事が空いた方は宅配の仕事を手伝ってください。仕事が回りません」という投稿を拝見しました。
それくらい、宅配の需要が増えています!
飲食店というと「デリバリーや持ち帰り(テイクアウト)を始める」というイメージもありますが、通販サイトを作って「自宅で作れるうどんセット」などを作ってもいいと思います。
川越のうどん店「めんこや」では昔から通販をやられています。
ご自分の「業種と通販を掛け合わせる」ことを考えてみてはいかがでしょうか?
しかし、いきなり通販を始めても効果は少ないと思います。
いきなり反応がある方というのは、公式LINEやTwitterなどSNSで顧客との関係を作り、プッシュ型のメディア(こちらからの通知を相手に届かせるメディアのこと)を育ててきた方です。顧客に通販を始めたことが周知でき、購入を促すことができます。
今までは忙しくSNSまで手が回らなかったかもしれません。時間が空いた今だからこそSNSを育てておくと良いと思います。
SNS(公式LINE)で情報発信をする
SNS(ソーシャル・ネットワーキング・システム)とはInstagramやTwitter、Facebookページ、Youtubeなどのことをいいます。
家にいる時間が増え、人と接する時間が減ると、SNSに人との関係性を求める方が増えるはずです。今までInstagramを利用していなかった方がInstagramを使うようになります。
そこで自社の情報を発信しておけば、自社の存在を多くの方に知っていただくことに繋がります。
SNS発信で大事なのは継続です。発信を継続することでファンがついてきます。時間がある今だからこそ、SNSを育てておくことをおすすめします。
公式LINEに呼び込むのがおすすめ
LINEは最も使われているアプリです。
そして、利用率が高いだけでなく100%の到達率があります。また、通知をオンにしている方が多いので投稿内容に気づく方が多いです。
少し前は「メールアドレスを取得する」ことがWebマーケティングで大事と言われていたのですが、今は「LINEを登録してもらうこと」が大事な時代に変わっています。
最近の若者はメールアドレスを持っていない方も多いですし、メールの一斉送信は到達率が悪いので優先度が低くなっています。
もしLINEの友達登録をしておいてもらえれば、あなたが新しいメニュー・新しいサービスを開始したことを見込み客にすぐ知ってもらえます。通販等を開始したらすぐに結果を得ることができるでしょう。
SNSやホームページにきた見込み客を「公式LINEに登録してもらう」というWebマーケティングの流れを作っておきましょう!
Youtubeチャンネルの解説(動画マーケティング)
5Gが導入されることで、動画マーケティングがより本格化します。
動画は写真や文字に比べて情報量が多く、店主の人柄や店舗の雰囲気がより伝わるからです。また、文字に比べて「考えなくても情報が頭に入ってくる」ので、これからは動画マーケティングが本格化するのは間違いありません。
来店に関しても、サービスの購入に関しても見込み客はハードルを感じています。文字や写真からは本当にいいサービスなのか判断がつきにくいからです。
ここで情報の多い動画を使用することで、見込み客の購入のハードルを大きく下げることができます。
動画だからこそ「この会社は信用できそう、楽しそう、行ってみたい」という臨場感を与えることができるんです。
動画から新規の見込み客を得るというよりは、「見込み客がサービスを購入するための後押し」という位置付けになります。
新規顧客はホームページやSNSから。そこで得た見込み客を購入につなげるのが動画だと思ってください。
ホームページは来店するかどうかの最終判断
もしあなたがホームページを導入していない場合、今すぐ作るべきです。
今までは「歩きながらお店を決める」というスタイルが一般的でしたが、これからは家で行く先を決めてから出かけるという形が多くなります。
例えば、うどんを食べたくなったら「川越 うどん おすすめ」のような感じです。
また、丸広の地下食品館を歩きながらお土産を探していたのを、ネットで検索してから出発する感じです。
その時にホームページを持っていれば、見込み客に見つけてもらいやすくなります。しかし、ホームページを持っていなければ候補にすら入ることができません。
また、ホームページを持っていても検索で見つけられないような場合はSEO対策を見直す必要があります。
もし美容室をやっているなら「川越市 美容室」、焼肉屋をやっているなら「川越市 焼肉」のようなキーワードで検索して1ページ目に検索結果が表示されないなら、この機会にホームページを作りかえるのもおすすめです。
ホームページは作ってから数年経過しないとGoogleの上位に位置するのが難しいです。コンテンツ(ブログ)を追加していくことでだんだんとGoogleに評価されて行きます。だからこそ、今のうちに作っておくことをおすすめします。
Googleマイビジネスも見直す
Googleマイビジネスとは、Googleマップに自社の情報を載せることです。
例えば「川越 ランチ」と検索した時にこのようなマップがページの一番上に出てきます。
検索結果より上に表示されるので、Googleマップの登録が必須になっています。3店舗しか表示されないので、上位3つに入るように対策をすることが必要です。Googleマップの検索結果を上げる対策をMEO対策といいます。
最近の検索行動では、「Googleマップ→店舗を比較→気になる店舗のホームページ→来店決定」という流れができています。
MEO対策に関しても、ホームページと同じく「育てる」考えが必要です。コンテンツを追加していくことで、だんだんとGoogleに評価されていくようになるんです。
当社ではMEO対策もさせていただきますので、ぜひお気軽にご相談ください。
リモートワーク(在宅勤務)を開始する
昨今ではzoomやチャットワークといったツールがあるので、ほとんどの業務をリモート(テレワーク)に置き換えれます。
リモートワークは新型コロナウィルスを広めないための、経営者が考えるべき義務とも言えるかもしれません。
長く経営されてきた会社様ほど勤務形態の変更に抵抗があるかもしれません。しかし、そこから無駄だった業務が見つかったりと新しい視点を得ることにつながるかもしれません。
日本が新型コロナウィルスに対応できているのも、東日本大震災があった経験からだと言われています。悪い状況は今後必ず活きてきます。
新しい時代に対応するために、リモートワークという新しい制度を少しずつでも取り入れてみてはいかがでしょうか?
→川越で在宅勤務(リモートワーク・テレワーク)を導入したい方へ
まとめ
新型コロナウィルスにより売り上げが下がったとしても、今できることはたくさんあります。
通販の強化、SNS、公式LINE、Googleマイビジネス、ホームページの新規制作・見直し、動画マーケティングの開始などなど・・。
現状に悲観している時間はありません。
今まではネットが苦手だからということでWebマーケティングを避けてきたかもしれません。しかし、こうなってしまった以上はWebマーケティングをやらなければいけない時代になってしまったんです。
ここで書かせていただいたことは一部で、御社様とお話しする中で御社様に合わせてカスタマイズしてサポートすることもできます。
InstagramやTwitterは無料です。まずはできることからはじめていきましょう!
その中でももし「あまり結果が出ない、どうしていいかわからない」という壁にぶつかりましたらニュートリッツにご相談いただけますと幸いです。きっとお力になれると思います。