写真のクオリティはホームページの良し悪しを大きく左右します。
いくらデザインが良くても、そこに掲載されている写真が古ぼけていたら・・。ホームページから受ける印象は悪くなりますよね?
だからこそ、ホームページを作る際は「写真をカメラマンに頼む」か「制作会社が機材を用意して納得いく写真を用意する」かのどちらかをおすすめしています。
制作会社の中には「自分で撮って送ってください」というところもありますが、写真がホームページの良し悪しを決める重要なものだという認識が無いと受けれます。そのような制作会社は避けた方がいいでしょう。
特に飲食店や美容関係のホームページは、美しい写真が必須です。
[/ふきだし]ただ、カメラマンを依頼したり制作会社が撮影すると費用がかかり、自分で撮るしかない・・、という方も多いと思います。
そこで、スマホでも商品や料理を美しく撮れる方法を紹介しようと思います。
スマホで綺麗に商品を撮影する方法
スマホで綺麗に商品を撮影するために3つの準備をしましょう!
1.背景を用意しよう
料理やブツ撮りの場合、背景を用意しておくと便利です。
特に、カタログのようなページを意識している場合は、白の背景を用意しておくと美しく撮影できます。
当社で用意しているのは、こちらの背景です。
PVC素材(塩化ビニルのような質感)で汚れがつくにくいのが特徴です。また、光沢感があるので商品に高級感が出ます。
Amazonに乗っているようなカタログ写真を撮りたい場合は、こちらの背景を用意しておくと綺麗な撮影が可能になります。
2.ライトを用意する
商品や料理の新しさ(新鮮さ)を表すのは「テリ・光沢感」です。
それを表現してくれるのがライティングです。ライトには2種類あります。
- ストロボ(ラジオスレーブ)
- 常用ライト(LED・白熱電球)など
1.ストロボ
スマホカメラのストロボは光が強くなりすぎることと、正面からしか光を当てられないのでおすすめではありません。
一眼レフなどでストロボを使用する際は、ラジオスレーブを使って撮影します。ラジオスレーブとはストロボへ無線で通信を行い、カメラから離れたところからストロボを使用する方法です。
しかし、iphoneでの遠隔ストロボは「TricFlash」という物しかなく、用意が大変な物です。そこで、iphone撮影の場合はストロボは選択肢から外した方が良さそうです・・。
2.常用ライト
LEDや白熱電球を使います。値段も安価で導入可能!
弊社で使用しているのは「Yongnuo YN-600 LEDビデオライト」です。
色の強さを変えることができるライトです。
色を変えるフィルターもあり、暖色のライトを使えば和食を美味しそうに切り出すこともできます。
ライトが適切かどうかで、写真に対するイメージは全く変わります。まだライトを使ったことのない方は、その効果に驚くはずです!
3.RAWで撮る
RAWとは、写真の彩度を落としてダイナミックレンジ(色の階層)を広く取る手法です。
RAWは「Lightroom」というアプリを使って現像します。彩度を上げたり露出を上げたりして任意の画像を作り出すことができます。
Lightroomの写真機能を使ってください。
RAWで撮ることで、カタログに載るような写真に近づけることができます。
RAWで撮ることで驚くほど綺麗な写真を作り出すことができます。
[/ふきだし]コンビニスイーツを撮ってみた
黒いお皿に「コンビニスイーツ」を載せて撮ってみます。
左が太陽光だけのもの。右の写真がLEDライトを使ったものです。
右側のLEDライトを使用した方が新鮮で、美味しそうに見えるのではないでしょうか?
ライトを使うだけで印象が変わることがお分かりいただけたかと思います。あとは、Lightroomで編集すれば印象を変えられます。
写真というと一眼レフなどの高価な機材を導入することを検討しがちですが、やり方次第でスマホでも十分綺麗な写真を作れます。
Lightroomのスマホ版は無料で使えるので、ぜひLightroomも使っていただければと思います。
ホームページに載せる写真は、少しでも綺麗なものを使用されることをおすすめします!