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ARTICLEホームページ制作小さな会社のWeb戦略室

LPとホームページの違い|目的別の使い分けと費用

LPとホームページの違いを、目的・情報の構成・導線・費用から比較。会社紹介と単一商品の申込みでの使い分け、併用方法、公開料金の例、月額制の比較条件や制作前の確認項目を解説します。

中山Nutrits 代表

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2026.10.28
LPとホームページの違い|目的別の使い分けと費用 のアイキャッチ画像
LPは特定の申込みへ、ホームページは複数の情報へつながる違いを、ページ構造で比較した画像。

「LPを作ったほうがいいと言われたけれど、ホームページと何が違うの?」と迷っている小さな会社や店舗の担当者は少なくありません。

先に結論です。

  • ホームページは、会社やお店の情報をまとめ、訪問者が「どんな会社か」「信頼できるか」を確かめるための土台です。
  • LP(ランディングページ)は、特定の商品・サービス・キャンペーンについて、申込みや問い合わせなど一つの行動へ案内するためのページです。
  • 何を先に作るかは「今、足りないもの」で決めます。会社情報がまとまっていないならホームページを先に作ります。土台はあって、一つの施策を試したいならLPを検討します。既存のサービスページを直せば足りる場合もあります。
  • 費用は依頼先・ページ数・機能・契約形態で大きく変わります。制作費だけでなく、原稿や素材、運用保守、広告費、改善の手間まで含めて比べることが大切です。

この記事では、用語の整理から役割の比較、目的別の選び方、公開料金の例、発注前のチェックまで順番に説明します。

LPとホームページの定義

ランディングページとは

「ランディングページ」という言葉は、使われる場面によって意味が少しずつ違います。混乱しやすいので、3つに分けて整理しておきましょう。

1. 広告の世界でのランディングページ

Google広告の用語集では、広告をクリックした後に表示されるページをランディングページと呼んでいます(Google広告ヘルプ)。ここでは「縦長の1枚ページ」という形は条件になっていません。評価の対象として挙げられているのは、広告との関連性、ページの有用性、移動のしやすさなどです。

2. アクセス解析でのランディングページ

Google アナリティクス4(GA4)では、セッションの最初に表示されたページをランディングページとして扱います(Google アナリティクス ヘルプ)。会社のトップページやブログ記事も、訪問者が最初に開けば「ランディングページ」になります。

3. 制作の現場でいう「LP」

日本のWeb制作の現場で「LPを作る」と言う場合は、多くが特定の提案に絞り、申込みや問い合わせへ導くための訴求型ページを指します。この記事で「LP」と書くときは、この意味で使います。

ホームページとは

ホームページ(コーポレートサイト、店舗サイトなど)は、会社やお店に関する情報をまとめた場所です。たとえば次のような情報が載ります。

  • 会社概要・店舗情報・アクセス
  • 提供している商品やサービスの一覧
  • 料金、よくある質問、お知らせ
  • 問い合わせ窓口、プライバシーポリシー

訪問者が知りたい情報を自分で探し、「この会社なら大丈夫そう」と確かめられることが主な役割です。

形式だけでは区別できない

注意したいのは、ページ数や形で区別できるわけではないという点です。1ページで完結するホームページもあれば、複数ページで構成するLPもあります。違いは形よりも「何のために、誰に、どんな行動をしてほしいか」という役割で考えると整理しやすくなります。

6つの軸でLPとホームページを比較

役割の違いを、6つの軸で並べてみます。あくまで典型的な傾向であり、どちらにも例外はあります。

比較の軸ホームページLP(訴求型)
主な目的会社・お店の情報を伝え、信頼を確かめてもらう特定の提案を伝え、申込みなどの主行動へ進んでもらう
想定する訪問者社名で検索した人、取引前に調べたい人など幅広い層広告や特定の案内から来た、その提案に関心がある人
扱う情報の範囲会社全体・複数のサービス一つの商品・サービス・キャンペーン
主な集客経路検索、名刺や紙媒体、SNSのプロフィールなど広告、メールやSNSでの告知、特定の検索テーマなど
訪問者の動き方メニューから必要な情報を探して回遊する上から順に読み、行動ボタンへ進む
更新の頻度会社情報やお知らせを継続的に更新施策ごとに作成し、反応を見て改善・入れ替え

よくある誤解を2つ補足します。

  • ホームページでも問い合わせや購入は獲得できます。 サービスページから問い合わせフォームへの流れが分かりやすければ、ホームページも十分に成果の入口になります。
  • LPでも検索からの流入は狙えます。 特定のテーマで検索する人の疑問にしっかり答える内容であれば、検索結果に表示される可能性はあります。「LPだからSEOに向かない」と形式だけで決めつける必要はありません。

目的別の選び方

では、自社は何を先に作ればよいのでしょうか。3つのパターンで考えてみます。

会社の情報がまとまっていないなら、ホームページから

ホームページがない、または情報が古いまま止まっている場合は、ホームページの整備を優先するのがおすすめです。

LPで興味を持った人が、申し込む前に「どんな会社なのか」を確かめることもあります。そのときに会社情報や所在地、問い合わせ先が見つからないと、不安が残ってしまいます。LPを作る場合でも、会社情報やプライバシーポリシーへの導線は残しておきましょう。

土台はあり、一つの施策を試したいならLP

ホームページはすでにあり、次のような目的があるならLPが向いています。

  • 新サービスを広告で告知したい
  • 期間限定のキャンペーンに申込みを集めたい
  • 特定の地域や業種に向けた提案を試したい

Google広告の最適化ガイドでも、広告のキーワードとページの内容を関連させ、ページでできる行動を明確にすることが勧められています(Google広告ヘルプ)。ただし、LPを作れば自動的に成果が出るわけではありません。広告とページの内容がかみ合っているかどうかが大切です。

既存のページを直せば足りることもある

「LPが必要」と思っていても、実はホームページ内のサービスページを改善すれば目的を果たせる場合もあります。たとえば次のような状態なら、先に手を入れる価値があります。

  • サービスページはあるが、料金や流れの説明が足りない
  • 問い合わせボタンがページの最後にしかない
  • スマートフォンで読みにくい

改善の範囲によっては、新しく作るより早く、費用を抑えられる場合があります。

リクマ
リクマ

迷ったら「このページで訪問者に取ってほしい行動」を1文で書いてみてください。1文にまとまらないなら、LPより先に情報の土台を整えるべきサインかもしれません。

併用と既存ページの改善

ホームページとLPは、どちらか一方を選ぶものではありません。役割を分けて併用する形もよくあります。

役割を分けて併用する

説明用の例として、ある地域の工務店を想定してみます。

  • ホームページ:会社概要、施工の流れ、対応エリア、よくある質問、問い合わせ窓口をまとめる
  • LP:「水回りリフォームの無料見積もり」に絞った広告用ページを、同じドメイン内に置く

LPには水回りリフォームの説明と見積もり依頼ボタンを中心に配置します。同時に、会社概要やプライバシーポリシーへのリンクも残します。広告から来た人は提案に集中でき、会社のことを確かめたい人はホームページへ移動できます。ホームページのサービス紹介からLPへ案内すれば、会社を知ってから個別の提案に進む人にも対応できます。これは架空の例で、特定の実績を示すものではありません。

広告・SNSからLP、ホームページからLPを経て申込みに進み、LPから会社情報も確認できる導線の例。

LPの中身はどう組み立てる?

ファーストビュー、ボタンの位置、フォームの項目数などを見直す際の考え方は、次の記事で詳しく解説しています。

成果は段階に分けて見る

LPでもホームページでも、「問い合わせが何件来たか」だけで判断しないことが大切です。次のように段階を分けて見ると、どこに課題があるかが分かりやすくなります。

  1. 実際に受け付けた件数
  2. そのうち、検討に値する有効な相談の件数
  3. 商談・契約に進んだ件数

件数が多くても有効な相談が少なければ、ページで伝える内容や対象者の絞り方を見直す余地があります。

費用例と総額の考え方

公開されている料金の例

費用感をつかむために、各社が公開している料金を一例として並べます。個社の公開例であり、相場を示すものではありません。 含まれる範囲がそれぞれ違うため、金額の高い・安いを単純に比べることはできません。

依頼先・プラン公開料金主な範囲・条件出典
JPC LPベーシック30万円〜1ページ、デザイン、コーディング(税区分は見積時に確認)JPC LP制作
JPC LPスタンダード40万円〜ベーシックにアニメーションを追加(税区分は見積時に確認)JPC LP制作
JPC LPプレミアム50万円〜スタンダードにコピー作成を追加(税区分は見積時に確認)JPC LP制作
JPC コーポレート 複数ページ50万円〜TOP+下層5ページ、デザイン、実装(税区分は見積時に確認)JPC コーポレートサイト制作
JPC コーポレート WordPress100万円〜TOP+下層10ページ、CMS、フォーム等(税区分は見積時に確認)JPC コーポレートサイト制作
コーボー LP制作例245,000円(税別)1ページ5コンテンツ、PC+スマホ対応コーボー LP制作
Nutrits ホームページ初期0円・月額12,800円(税込)5ページ、簡易更新月2回まで、最低契約6か月、契約期間中の利用で原則譲渡なしNutrits ホームページ制作
Nutrits LP制作50,000円〜税区分・詳細な制作範囲は見積時に確認Nutrits LP制作

表を読むときのポイントは3つです。

  • 税込・税別の表示がそろっていません。 JPCの各プランは確認した範囲で税区分を確定できなかったため、見積もり時に確認してください。Nutrits LP制作の50,000円〜も、税区分は断定していません。
  • 同じ会社でも、ページ数や機能で金額が変わります。 JPCのコーポレートサイトでは、ページ数とCMSの有無で50万円〜と100万円〜に分かれています。
  • 月額型は契約条件まで確認が必要です。 Nutritsのホームページは初期費用0円で、月額12,800円(税込)です。5ページ、簡易更新は月2回まで、最低契約期間は6か月という条件があります。サイトは契約期間中に利用する形で、原則として譲渡されません。

なお、月額12,800円を12か月払い続けた場合の計算例は153,600円です。これは税込の月払いを12回続けたときの単純計算で、年額で契約するプランの料金や、サイトの買い取り代金ではありません。

制作費以外にかかるもの

見積もりの金額だけで予算を決めると、後から「思ったより費用がかかった」となりがちです。総額は次の要素を合計して考えましょう。

  • 制作費:デザイン、コーディング、ページ数、機能
  • 原稿・素材:文章作成、写真撮影、イラストなど(制作費に含まれるかを見積時に確認)
  • 運用保守:サーバー、ドメイン、更新作業、不具合対応
  • 広告配信費:LPを広告で使う場合、広告費は制作費とは別にかかります
  • 改善の費用:公開後の修正やテストにかかる費用
  • 社内の工数:原稿確認、写真の用意、問い合わせ対応など

ホームページ制作の費用をさらに詳しく、内訳や依頼先ごとの考え方まで知りたい方は、次の記事もあわせてご覧ください。

リクマ
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月額型を比べるときは、解約後にサイトをどう扱えるかまで確かめるのがおすすめです。契約によって条件は違うので、更新を任せたいのか、自社で保有したいのかを先に整理しておきましょう。

発注前に確認したいチェックリスト

依頼先に相談する前に、次の項目を社内で整理しておくと話がスムーズに進みます。

目的と対象者

  • ページで訪問者に取ってほしい行動は何か(問い合わせ、資料請求、来店予約など)
  • 主にどんな人に見てほしいか
  • 訪問者はどこから来るか(広告、検索、SNS、紙のチラシなど)

範囲と費用

  • ページ数と必要な機能(フォーム、更新機能など)
  • 原稿や写真は誰が用意するか
  • 見積もりの金額は税込か税別か
  • 広告費や運用保守費は見積もりに含まれているか
  • 月額型の場合、最低契約期間や解約後のサイトの扱いはどうなるか

公開後の体制

  • 公開後の修正は誰に、どう依頼するか
  • 成果をどの段階(受付件数、有効な相談、契約)で見るか
  • 会社情報やプライバシーポリシーへの導線があるか
リクマ
リクマ

見積もりを比べるときは、作る範囲だけでなく「公開後に誰が何を直すか」まで確かめておきたいところです。成果の見方と修正の窓口が決まっていないと、作って終わりになりがちです。

よくある質問

Q1. LPだけでも検索からの集客はできますか?

形式だけで可否は決まりません。検索する人の疑問に答える内容があれば、LPでも検索結果に表示される可能性はあります。ただし、訴求型のLPは広告と組み合わせて使われることが多いため、検索での集客を主な目的にするなら、ホームページや記事との役割分担も考えてみてください。

Q2. ホームページでも問い合わせは増やせますか?

改善によって増える可能性はありますが、保証はできません。サービスページの説明を充実させ、問い合わせボタンを見つけやすい位置に置くなど、既存ページから見直す方法もあります。

Q3. LPは必ず縦長の1枚ページですか?

いいえ。Google広告の用語集では、広告クリック後に表示されるページをランディングページとしており、形は定義に含まれていません。訴求型のLPでは縦長1枚の構成がよく使われますが、複数ページ構成もあり得ます。

Q4. LPの制作費に広告費は含まれますか?

一般的には別です。LPを広告で使う場合、広告配信費は制作費とは別にかかります。見積もりにどこまで含まれているかは、依頼先に必ず確認しましょう。

Q5. 月額12,800円のホームページを1年使うといくらになりますか?

月額12,800円(税込)を12か月払い続けた場合の計算例は153,600円です。年額プランの料金や買い取り代金ではありません。最低契約期間は6か月で、サイトは契約期間中に利用する形のため原則として譲渡されない点も確認しておきましょう。

まずは資料で比較してみませんか

LPとホームページのどちらを先に作るか、どの程度の予算を見ておくかは、会社ごとの状況で変わります。まずは判断材料をそろえるところから始めてみてください。

▶ サービス資料の一覧はこちら

具体的なサービス内容を確認したい方は、以下のページもご覧ください。

出典

WRITTEN BYこの記事を書いた人

代表 中山

Nutrits 代表中山

埼玉県川越市を拠点に、中小企業のホームページ制作・Web改善・AI活用支援・EC・店舗送客支援を行っています。

ホームページは、作って終わりではありません。大切なのは、公開したあとにどう活用し、どう改善し、問い合わせや売上、店舗への来店につなげていくかです。代表メッセージより
保有資格
Google 広告 検索広告 Googleアナリティクス LINE公式アカウント Basic G検定
会社概要・代表メッセージ

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