
見積書に「保守一式 月額◯◯円」と1行だけ書かれている。ホームページを公開したあと、この状態で判断を求められるのはよくあることです。金額が妥当か確かめようにも、中に何が入っているのか書かれていません。
先に結論です。保守費用は、月額の大小では比べられません。次の条件をそろえて、初年度の想定総額で並べる。これがいちばん実務的な比べ方です。
- 保守の範囲
- 月額の外になる作業
- 緊急時の初動と復旧
- 契約の終わり方
この記事では、2026年7月に確かめたWordPress中心の公開料金の例をもとに、次の順で整理します。読み終えたときに、2〜3社へ同じ質問を送れる状態になることが目標です。
- 予算の帯
- 費用の内訳
- 見積もりを比べる7項目
- 契約前のチェック
先にお断りです。ここで挙げる料金は、全国の平均でも標準価格でもありません。サイトの構成、サーバーの条件、作業の上限、税の扱い、契約の条件で変わる公開例です。契約前には、各社の最新の情報を必ず確かめてください。
ホームページ保守費用は「月額」ではなく「範囲」で決まる
「保守一式」を、保守と運用・更新に分ける
「保守一式」には、性質の違う作業が混ざりがちです。最初にやるのは値下げの交渉ではありません。行を分けてもらうことです。
| 区分 | 代表的な作業 | 見積書で確認したいこと |
|---|---|---|
| 保守 | CMS・プラグイン更新、バックアップ、監視、セキュリティ確認、障害の一次切り分け | 対象CMS・サイト数、実施頻度、更新前の確認、復元の扱い |
| 運用・更新 | テキスト・画像の差し替え、記事入稿、ページ追加、フォーム改修、アクセス解析、改善提案 | 月の回数・時間・箇所数、超過時の単価、対象外の作業 |
CMSは、記事やページを管理画面から更新できる仕組みです。この記事の公開料金の例は、主にWordPressを対象にしています。
頼むときは、こう伝えれば十分です。
「保守一式の内訳を、作業名・対象・月の上限・超えたときの単価に分けて書いていただけますか」
この一文だけで、比べる土台がかなり整います。
実際の公開料金にも、月1時間の更新代行を含むプランと、更新作業を別料金にするプランがあります。同じ「保守」という名前でも中身が違うので、月額を横に並べても答えは出ません。
Nutritsの例:保守で頼まれる仕事は、サイトの修正だけではない
Nutritsが保守で受ける仕事にも、サイトの外の作業が入っています。2026年に実際に対応した例です。
- ホームページ更新の連絡と、請求書の送付(6月)
- 新しいPCへのNAS(社内の共有ストレージ)の接続と、プリンターの設定(7月)
- メール設定の追加対応(8月。時間はかかりましたが、完了しました)
- WordPressへの記事の投稿と、公開の連絡(8月)
このように、サイトの外の作業も「保守一式」に入り得ます。どこまでを月額で頼めるのか、行を分けて確かめておきましょう。
比べる単位は、月額ではなく初年度の想定総額
月額を12倍しただけでは、始まる年に必要なお金を見落とします。比べる土台として、次の式を使うと整理しやすくなります。
初年度の想定総額 = 月額 × 12 + 初期・引き継ぎ費 + インフラ実費 + 想定スポット費
初期・引き継ぎ費には、次のような作業が入ることがあります。
- 今のサイトの調査
- 検証環境の準備(本番とは別に用意する、動作確認用の環境)
- サーバーの移設
- 今ある不具合の修正
月額が安くても、順位が入れ替わることはよくあります。サーバー・ドメインが別の実費だったり、更新や障害の復旧がその都度の見積もりだったりする場合です。安く見えたプランが、初年度でいちばん高くなることもあり得ます。
想定スポット費(その都度かかる費用)には、決まった金額を置かないでください。自社の年間の更新回数と、時間外に連絡しそうな回数を先に書き出します。そのうえで「この場合いくらになりますか」と各社に聞くほうが正確です。
2026年7月に確かめた公開料金の例|3つの予算帯
ここからは、比べる出発点として使える公開例を見ていきます。税の扱い、オプション、始めるときの費用は各社でそろっていません。金額だけで単純に比べるのは避けてください。
月額3,300〜11,000円前後|範囲を絞った小規模向けの例
安い帯には、月額3,300円〜の公開例があります。Link Webは、サーバーの管理の形による条件を示したうえで、次の料金を公開しています。
- 簡単な修正なしの運用保守:3,300円〜
- 簡単な修正ありの運用保守:5,500円〜
この帯のプランは、全部を任せる契約ではなく、範囲を絞ることで成り立っている場合があります。小さなサイトで、更新や最初の判断ができる人が社内にいるなら、十分な選択肢になり得ます。
確かめておきたいのは次の4点です。
- 修正の作業が含まれるか
- バックアップの頻度と保存先
- 復元の作業はいくらか
- 障害のときの問い合わせ方法
「3,300円〜」を、全部込みの保守の最低ラインと受け取らないことが大切です。
月額15,000〜44,000円前後|企業サイトで比べやすい例
企業サイト向けの公開例を2つ挙げます。
- エムハンド:CMS保守・バックアップ16,500円〜、複数のCMSで22,000円〜、月1時間の更新代行を含むプラン27,500円〜
- WP KEEPER:22,000円と44,000円のプラン。上のプランでは、手動更新、WAF、マルウェア対策、電話サポートなどが加わる
| 公開例 | 公開されている料金・範囲の例 | 比較時の注意 |
|---|---|---|
| Link Web | 3,300円〜/簡易修正なしの運用保守。簡易修正ありは5,500円〜 | サーバーの管理形態、制作条件と修正範囲を確認する |
| エムハンド | 16,500円〜、22,000円〜、27,500円〜/更新代行を含むプランあり | ステージング未構築時は22,000円の公開例がある。開始前の作業と月額を分けて見る |
| WP KEEPER | 22,000円、44,000円/監視・バックアップ・検証環境。上位で追加対策 | サーバー条件、復旧作業や個別作業の扱いを確認する |
WAFは、サイトへの不正な通信を止める仕組みです。マルウェア(悪意のあるプログラム)対策とあわせて、上のプランに置かれることがあります。同じ「セキュリティ対応」でも、見張るだけなのか、駆除や復旧まで含むのかは契約ごとに違います。
料金は改定されます。たとえばIntactisは、2026年1月14日に料金の改定を告知しました。2026年2月1日以降の新しい契約から、基本料金が22,000円から33,000円になっています。見積もりを頼む時点で、公式ページと契約の条件を必ず見直してください。
月額44,000円超|EC・会員・更新が多いサイトは個別性が高い
EC、会員機能、多い更新、外部との連携、改善の提案まで含める場合は、月額44,000円を超える公開例もあります。ただしこの帯には、技術の保守だけでなく、ECの運用、SEO、分析、改善の支援が混ざりやすくなります。
そのため、高い価格を「純粋な保守の上限」とは読めません。金額の高さではなく、サイトの重要度に対して必要な体制かどうかで見てください。
判断の材料は次の6つです。先に書き出しておくと、上のプランの見積もりも読みやすくなります。
- 止まったときの影響
- 取引や会員のデータがあるか
- 更新の頻度
- 外部API(ほかのサービスとのデータ連携)の有無
- 復旧を待てる時間
- 人による対応が必要か
保守費用の内訳|固定・変動・初期・緊急の4区分
費用を4つに分けると、月額に入るものと、別料金になり得るものが見えてきます。この4区分は業界共通の正式な用語ではありません。見積もりを比べるための、実用的な枠組みです。
固定費|CMS更新・バックアップ・監視・サーバー管理
固定費は、毎月ほぼ同じ内容が続く作業です。
- WordPress本体・テーマ・プラグインの更新
- バックアップ
- 死活監視(サイトが動いているかの見張り)
- セキュリティの確認
- サーバーやドメインの管理
注意したいのは「バックアップあり」という一言です。保存先、何世代残すか、保存期間、戻せるかのテスト、復旧作業の料金まで同じとは限りません。
WordPress公式も、定期的な保守にバックアップを組み込むよう案内しています。頻度は、サイトの更新量や重要度で変わります。回数の多さより、いざというときに誰がどの手順で戻すのかを確かめましょう。
変動費|更新代行・ページ追加・フォーム改修・改善提案
更新代行には、「月1時間まで」「月◯件まで」「小さな修正のみ」といった上限があることがあります。ページの追加、フォームの改修、テーマのカスタマイズは、月額の外かその都度の見積もりになりやすい作業です。
SEO、アクセス解析、改善の提案も、技術の保守ではなく運用・改善の枠で別料金になる場合があります。ここは、会社ごとの線引きがいちばん割れるところです。
Nutritsの主力の月額12,800円のプランも、範囲を数字で決めています。
- 初期費用0円
- 5ページまで
- 更新は月2回
- 最低契約6か月
測って報告する仕事も、Nutritsでは大切にしています。考え方は「公開は、スタートにすぎない。測る。直す。育てる。」です。2026年2月には、既存のお客様の契約が更新されました。このとき高く評価されたのは、アクセスレポートでした。
見積もりの前に、ここ3〜6か月で実際にあった更新の作業を書き出してみてください。それを渡して「どこまでが月額に入りますか」と聞けば、超えたときの費用がかなり具体的に見えます。
初期費用|引き継ぎの調査・検証環境・今ある不具合の修正
「初期費用0円」と「始める前の追加作業が0円」は、同じ意味ではありません。引き継ぎのときに次の作業が必要になれば、別料金になることがあります。
- 今のサイトの調査
- 検証環境をつくる
- サーバーの移設
- PHP(WordPressを動かすプログラム言語)の更新
- 今ある不具合の修正
エムハンドの公開例には、ステージング環境がない場合に22,000円という記載があります。ステージング環境は、先ほどの検証環境と同じく、本番の前に更新を試す場所です。
始めるときに何を確かめ、どの状態なら追加の見積もりになるのか。ここは口頭ではなく、契約前に書面で残しておくと安心です。
緊急費|障害の復旧・マルウェア・夜間休日
障害が起きたときの対応は、4つに分けて確かめます。まとめて「対応します」と書かれてしまいがちなところです。
- 見張っているか
- 連絡を受け付けるか
- 誰が最初に動くか
- 復旧の作業まで含むか
WP KEEPERの公開料金でも、作業の内容によっては範囲の外になったり、別に見積もりになったりすることがあります。夜間・休日、マルウェアの駆除、サーバーの障害、データの復旧は、月額の外・その都度の見積もりになり得る前提で見てください。
緊急対応の全国的な単価は、条件のそろった確かな資料がないため、この記事では示しません。代わりに、受付の時間、最初に動くまでの目安、時間外の料金、復旧の責任の分け目を各社に確かめてください。

4区分に分けておくと、「月額が安いか」ではなく「初年度の金額を何が押し上げるか」を社内で説明できます。制作費と保守費を分けて整理したい場合は、ホームページ制作料金も確かめられます。
見積もりを同じ条件で比べる7項目
会社ごとに違う質問をしていると、見積書を並べても判断できません。次の7項目を共通の要件として渡し、同じ形で答えてもらいましょう。
範囲と上限をはっきりさせる(1〜2)
1. 対象の範囲と作業の上限
対象のCMS、サイト数、ページ数、フォーム、会員・EC、外部APIを書いてもらいます。更新の作業については、次のことまで書いてもらってください。
- 月の回数・時間・箇所の数
- 使い切れなかった分を翌月に回せるか
- 対象外の作業
2. 更新前の検証と、不具合が出たときの戻し方
更新の前に検証環境を使うのか、バックアップを取るのか、どのページまで動作を確かめるのかを聞きます。不具合が出たときのロールバック(更新前の状態に戻す作業)、復旧の費用、どこまでが受ける側の責任かも比べる項目です。
壊れたときに戻せるかを確かめる(3〜4)
3. バックアップの保存の条件
頻度、何世代残すか、保存期間、保存先、戻せるかのテスト、復旧作業の料金を確かめます。「毎日バックアップ」の一言だけでは、本当に戻せる状態かは分かりません。
4. 見張り・受付・初動・復旧の時間
24時間365日の自動の見張りと、24時間365日の人による対応は別ものです。次の5つを、分けて確かめてください。
- 異常の知らせを受ける仕組み
- 問い合わせの受付時間
- 担当者が動き始める目安
- 復旧作業の範囲
- 時間外の料金

お金と契約の出口を確かめる(5〜7)
5. 月額の外になる作業と単価
次の作業が月額に入るかを確かめます。
- PHPやサーバーの更新
- テーマの更新
- ページの追加、フォームの改修
- マルウェアの駆除
- アクセシビリティ(誰でも使えるようにする配慮)の改善
ECの表示事項、個人情報の扱い、アクセシビリティは、業種・機能・契約によって対応が必要になる場合があります。法律が当てはまるかの判断は、必要に応じて専門家に確かめてください。
6. 契約期間・解約・引き継ぎ
最低の契約期間、自動更新、解約の予告、残りの支払い、データの返却、アカウントの持ち主、他社への引き継ぎ費を確かめます。契約中の作業だけでなく、やめるときにサイトと運用の情報をどう受け取れるかまで見てください。
7. 初年度と2年目以降の想定総額
月額、初期・引き継ぎ費、インフラ実費、定期の更新、緊急対応、契約期間を並べ、初年度と2年目以降に分けて出します。金額が決まらない項目は、無理に見積もらないでください。「含む・含まない・要見積もり」のどれかでそろえるほうが正確です。
各社には、次の表の質問をそのまま、同じ順番で渡してください。
| 比較項目 | 各社へ同じ言葉で聞くこと | そろえたい答えの形 |
|---|---|---|
| 月額 | 固定で含まれる作業と、実費として別に請求されるものは何か | 税込金額と、含まれる作業名の一覧 |
| 初期・引継ぎ費 | 開始時だけ発生する調査・移設・是正は何か | 作業名と金額。不要なら「なし」と明記 |
| CMS/プラグイン更新 | 対象、頻度、更新前テスト、失敗時の戻し方はどうなるか | 頻度と、失敗時の作業が有償か無償か |
| バックアップ条件/復元費 | 保存先・世代・期間と、復元作業の料金はいくらか | 保存条件と、復元1回あたりの費用 |
| 監視/受付/初動/復旧 | 検知後に誰が、いつ、どこまで対応するか | 受付時間、初動の目安、復旧の担当範囲 |
| 更新作業の上限 | 月の回数・時間・箇所数と、超過したときの扱いはどうか | 上限値と、超過分の単価 |
| 月額外作業と単価 | ページ追加や緊急対応など、別料金になる作業は何か | 作業名と単価、または「都度見積もり」 |
| 最低契約期間/解約 | 自動更新、解約予告、データ返却、引継ぎ条件はどうなっているか | 期間、予告時期、返却データの形式 |
| 初年度の想定総額 | 月額、初期費、実費、想定スポット費を合計するといくらか | 初年度と平常年を分けた合計額 |

進め方は4段階です。
- 要件をそろえる
- 範囲と上限を確かめる
- 別料金と緊急対応を足す
- 初年度の総額と契約の出口を比べる
2〜3社に同じ質問を渡すのは、統計的に正しいからではありません。比べられる見積もりを集めるための、実務上のやり方です。
制作会社・保守専門会社・フリーランス、どこに頼むか
会社の種類だけで、価格や品質や安全性が決まるわけではありません。自社のサイトの重要度と、必要な対応の範囲から選びます。
3者の違いは、価格帯ではなく体制と得意分野
| 依頼先 | 向いている場面 | 特に確認したいこと |
|---|---|---|
| 制作会社 | 制作経緯やブランドを踏まえた改修、デザイン変更、改善提案まで一つの窓口にまとめたい | 軽微更新だけの依頼で月額が見合うか。技術担当へどう連携されるか |
| 保守専門会社 | 更新、バックアップ、セキュリティ、障害の切り分けを優先したい | デザイン変更やコンテンツ更新の扱い。サーバーの対応範囲と復旧作業の含まれ方 |
| フリーランス | 小規模な更新や軽微な改修を、直接やり取りしながら進めたい | 休業時の代替、手順書、権限管理、引継ぎ、緊急時の連絡体制 |
フリーランスに頼む場合、確かめたいのは能力ではなく仕組みです。その人だけに頼り切らない形にできるかを、契約前に話しておくと安心です。
迷ったら、サイトの重要度から決める
判断の基準は、次の5つに絞れます。
- 止まったときの損失
- 個人情報や決済の情報があるか
- 社内に担当者がいるか
- 復旧を待てる時間
- 改善の仕事が必要か
たとえば、止まっても数日は仕事が回り、フォームも問い合わせだけなら、範囲を絞った契約で十分です。逆に、申し込みや会員の情報を扱い、半日止まるのも避けたいなら、予算を復旧の体制のほうに寄せます。
窓口の話しやすさも大切です。ただしそれとは別に、対応の範囲、人が欠けても回る体制か、受付と初動、引き継ぎのしやすさを並べて比べてください。
ホームページ制作から公開後の支援までの考え方は、Nutritsのホームページ制作・運用支援でも確かめられます。
契約前に使える保守見積もりチェックリスト
見積もりを頼む前に、自社で整理すること
- CMS、サーバー、ドメインの契約先と名義:更新のたびに、社内の誰に確かめる必要があるかまで書き出す
- サイトの構成:サイト数、主なページ、フォーム、会員・EC、外部連携の有無
- 更新の実態:月の更新回数と内容。そのうち社内でできる作業はどれか
- 止まってよい時間:何時間止まると、仕事や売上に影響が出るか
- 障害時に判断する人:夜間・休日も含めて、誰が復旧するかを決め、どこに連絡するか
見積書を受け取ったら確かめること
- 内訳の細かさ:「保守一式」が、作業名・対象・上限に分かれているか
- バックアップ:保存先、保存期間、復元作業の料金が書かれているか
- 障害対応:見張り、受付、初動、復旧、時間外の対応が別の項目になっているか
- 別料金:月額の外の作業と単価、始めるときの追加作業がはっきり書かれているか
- 総額:初年度と2年目以降の想定総額を、各社そろった条件で並べたか
契約書と運用を始める前に確かめること
- アカウント:持ち主は誰か、権限はどう分けるか、データはどの形で返してもらえるか
- 保管と連絡:バックアップの保存先と、緊急時の連絡先が書面にあるか
- 出口:作業の報告の仕方、解約を伝える時期、引き継ぎの費用と手順
比較のシートや見積もりの依頼書に、パスワード、APIキー、お客様の情報などの機密情報は載せないでください。必要な情報は、安全な方法で別に共有しましょう。
ホームページ保守費用でよくある質問
保守契約は必ず必要ですか?
一律に必要とは言えません。CMSの種類、更新の頻度、社内のスキル、止まったときの影響で判断します。自社で運用する場合も、担当者、更新の手順、バックアップ、障害時の連絡先だけははっきりさせておいてください。
サーバー・ドメイン代は保守費用に含まれますか?
会社ごとに違います。実費そのもの、更新を代わりに行う費用、契約の名義の3つを分けて確かめてください。月額に入っている場合も、契約が終わるときに誰が引き継げるかまで聞いておくと安心です。
バックアップがあれば、復旧も追加料金なしですか?
同じ意味ではありません。バックアップを取ること、元に戻す作業、原因の調査、再発の防止は、別々の作業です。保存の条件とあわせて、復旧の範囲と費用を確かめましょう。
月額契約とスポット対応は、どちらが向いていますか?
更新の頻度、予防の保守が必要か、緊急性、社内の対応力で変わります。月額契約がいつも有利なわけではありません。どこまでのリスクを自社で持ち、どこから外に任せるかの違いとして考えてください。
まとめ|月額ではなく、範囲と初年度の総額で比べる
公開料金の例には、月額3,300円〜の小規模向けから、44,000円前後の企業向けまで幅があります。ただしこれは全国の平均ではなく、条件の違う公開例です。
比べるときのポイントは次のとおりです。
- 費用を固定・変動・初期・緊急の4つに分ける
- 「見張り」と「復旧」を混ぜない
- 「バックアップ」と「元に戻す作業」を混ぜない
- 月額と年間の総額を混ぜない
必要十分な小規模プランは、それ自体が合理的な選択です。避けたいのは、社内で受け持つ範囲を決めないまま安いプランを選び、誰も担当しない作業が契約の外に残ることです。
まずは自社の要件を1枚にまとめ、同じ条件で複数の見積もりを取りましょう。契約の前に、解約と引き継ぎまで確かめてください。
自社サイトの状況や、先に直すべき点を相談したい方は、Nutritsのお問い合わせをご利用ください。ホームページ制作・Web改善について、相談や見積もりだけでもお受けしています。
出典・参考情報
- Link Web|ホームページ制作・運用保守(2026年7月確認)
- エムハンド|ホームページ保守・管理(2026年7月確認)
- WP KEEPER|料金(2026年7月確認)
- Intactis|保守サービス料金改定のお知らせ(2026年1月14日告知、2026年2月1日改定)
- WordPress.org|WordPress site maintenance
- WordPress.org|Plugins and themes auto-updates
- 消費者庁|通信販売
- 個人情報保護委員会|個人情報保護法ガイドライン(通則編)
- デジタル庁|ウェブアクセシビリティ方針
料金・対応の範囲・契約の条件は変わることがあります。契約の前に、各社の最新の公式情報と見積書を確かめてください。
FREE DIAGNOSIS
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- 03最短3営業日でご報告









リクマ
最安プランが悪いわけではありません。社内で担う作業が決まっていれば、範囲を絞るのは合理的な判断です。避けたいのは、誰も担当しない作業が契約の外に残ることのほうです。