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ARTICLEホームページ制作小さな会社のWeb戦略室

ホームページは自作と外注どっちが得?費用・時間・目的でわかる判断基準

ホームページは自作と外注のどちらが得か。現金支出・社内の時間・欲しい成果・公開後の運用の4つの軸で、自作・外注・ハイブリッドを同じ表に並べて決める手順をまとめました。初年度総費用の式と30分で決める5ステップ付き。

中山Nutrits 代表

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2026.10.18
ホームページは自作と外注どっちが得?費用・時間・目的でわかる判断基準 のアイキャッチ画像

サイト作成ツールの料金ページには「年払いなら月590円」。制作会社の料金表には「5ページで45万円」。どちらも実在する公開価格です。ただ、この2つを並べたところで、たいてい判断は止まります。

止まる理由は、2つが同じものの値段ではないからです。590円はツールの使用料です。45万円は、企画・デザイン・実装をまとめた作業の値段です。中身を分けずに桁だけ比べると、どちらを選んでも後で「思っていたのと違う」となりがちです。

先に結論です。

  • 自作が有力:名刺代わりの小さなサイト。公開後に自分たちで何度も手を入れたいサイト
  • 外注またはハイブリッドが有力:問い合わせ・採用・売上につながる設計を急ぎたい。構成・原稿・計測を担える人が社内にいない

判断に使う軸は、次の4つで足ります。

  1. 現金支出
  2. 社内で使う時間
  3. 欲しい成果と公開期限
  4. 公開後に誰が更新・保守するか

この4つを1枚に書き出すと、590円と45万円が同じ表に並びます。この記事では、その1枚の作り方を順に説明します。初年度総費用の出し方、見積もり前にそろえる10の比較軸、30分で結論を出す5ステップまで載せました。

記事内の料金は、2026年7月17日に各社の公開ページで確認した一例です。プラン・税・契約条件・見積もりの範囲は変わります。契約前に、公式情報と個別の見積もりを必ず確かめてください。

ホームページの自作と外注を、費用・時間・成果の3軸で比較するイメージ

結論|自作・外注・ハイブリッドは、目的と運用で先に絞れる

自作・外注・ハイブリッドの3つの選択肢を示す分岐図

費用を計算する前に、向き不向きで候補を絞れます。ここで減らしておくと、後の見積もり比較が短く済みます。

自作が向きやすい条件

  • ページ数や機能が少なく、まず公開して反応を見たい
  • 原稿・写真・構成を自分たちで用意できる
  • 公開後も文章や画像をよく変えたい
  • 制作で覚えたことを、その後の運用にも使う

自作の価値は、ツール代の安さだけではありません。担当者が自分で直せると、小さな修正を頼んで待つ時間が消えます。ただし、担当者の制作・学習・保守の時間は無料ではありません。

外注が向きやすい条件

  • 問い合わせ・採用・予約・販売など、成果1件の価値が大きい
  • 公開期限があり、本業の時間を制作に回せない
  • 目的整理・構成・原稿・デザイン・計測を社内で担いきれない
  • 予約・会員・検索・多言語・既存データの移行など、要件が複雑

外注は、ひとまとめにしないほうが判断しやすくなります。デザインと実装だけを頼むのか。戦略・原稿・SEO・広告・公開後の改善まで頼むのか。それで金額も、期待できる役割も変わります。成果を求めるなら、総額より先に「何をどこまで頼むか」を見積書で確かめましょう。

二択にしない|ハイブリッドという分け方

自作か外注かの二択にする必要はありません。たとえば次のような分け方があります。

  • 初期の構成・デザイン・技術設定だけを外注し、日々の更新は社内で行う
  • テンプレートでサイト本体を自作し、原稿・写真・導線設計だけを専門家に頼む

どこを外に出すかの基準は2つです。失敗したときの損失が大きい工程と、社内で時間を使いすぎる工程。この2つだけを外注すると考えると、予算をかける場所がはっきりします。

費用は制作費ではなく「初年度総費用」で比べる

ホームページ費用には現金支出と社内時間が含まれることを示す図

自作でも、現金は出ていく

自作にも、ツールや運用方法ごとの費用があります。

たとえばSTUDIOの年払い時の月額換算は、Miniが590円、Personalが1,190円です。作れるページ数は、Miniが2ページと404ページ、Personalが150ページまで。どちらも年払いの場合の金額なので、支払い方法と必要なページ数を先に確かめてください。

出典:STUDIOの料金プラン

ネットショップなら、BASEのスタンダードプランは初期費用・月額費用が0円です。ただし売れたときには、次の2つがかかります(一部の決済方法では料率が異なります)。

  • BASEかんたん決済手数料:3.6%+40円
  • サービス利用料:3%

「月額0円」と「運営費0円」は別ものです。

出典:BASEのスタンダードプラン案内

WordPressで自作する場合も、サーバー・ドメイン・テーマ・プラグイン・素材の費用があり得ます。必要な機能と保守の方法を決めてから合計しましょう。サーバー契約にドメインの特典が付くこともあるので、ドメイン代を無条件に足さないよう注意してください。

外注の見積額が動く理由

外注費はページ数だけでは決まりません。企画・原稿・写真・デザイン・CMS・保守のどこまでを含めるかで変わります。公開価格の例を3つ挙げます。

  • YCOM:ランディングページ約15万円〜、通常サイト5ページ約28万円〜、10ページ規模約44万円〜。WordPressブログの導入は追加10万円〜
  • ホームページ制作プロ(Tarrows):全5ページ・原稿支給のモデルケースが45万円。全10ページ・原稿リライト込みのモデルケースが75万円
  • サイバーインテリジェンス:テンプレート活用型のスタータープランで、制作費30万円〜、保守・管理費6千円〜/月。ページ数・追加機能・ドメイン移管の有無などで変わると明記

出典:YCOMのホームページ制作料金、ホームページ制作プロの料金例、サイバーインテリジェンスのスタータープラン

どれも各社の目安で、全国平均ではありません。Tarrowsの例は、ページ数だけでなく「原稿を支給するか、リライトを頼むか」も変わっている点が読みどころです。

自社の見積もりと比べるときは、ページ数・機能・原稿や写真の分担を同じ条件にそろえてから並べてください。

見えない費用を式にして、同じ表に載せる

比べる式はひとつです。

初年度総費用 = 初期・年間の現金支出 + 社内作業時間 × 自社で決めた時間単価

社内時間には、制作画面を触る時間だけでなく、次の作業も入れます。

  • 目的の整理、構成、原稿、写真選び
  • 修正、公開の設定
  • 公開後の更新、保守

外注しても、依頼内容の整理・素材の準備・確認・承認の時間は残ります。どちらも0時間にはならない。ここが出発点です。

次の表を1枚だけ作り、3つの選択肢を同じ行で埋めていきます。

項目 自作の場合に書くこと 外注の場合に書くこと ハイブリッドの場合に書くこと
初期の制作費 使うツールの初期費用と、有料テーマなど買い切り分の合計 見積書の制作費(税の扱いをそろえる) 外注する工程の見積額と、自作分のツール費用の合計
年間のツール・サーバー・ドメイン 契約するプランの年額。月払いと年払いを混ぜない 見積書に含まれるか、自社契約かを確認して金額を書く 契約者ごとに分けて書く
原稿・写真・素材 外部に払う実費と、自分たちで作る時間 見積書の範囲。支給か制作かで金額が変わる 担当する側それぞれの実費と時間
制作中の社内時間 学習、構成、原稿、制作、修正、公開設定の合計時間 依頼内容の整理、素材準備、確認、承認の合計時間 工程ごとに担当を決めて時間を書く
年間の更新・保守 自分たちで触る時間と、保守を外に出す場合の費用 保守契約の月額と、契約に含まれない作業の都度費用 契約分の費用と、自社で行う分の時間
社内時間の単価 自社で決めた1時間あたりの金額 自作と同じ単価を使う 自作と同じ単価を使う
初年度総費用 現金支出+(社内時間×単価) 現金支出+(社内時間×単価) 現金支出+(社内時間×単価)

時間単価に、決まった正解はありません。本人の粗利、代わりの人の人件費、本業を止めたときの損失など、自社で納得できる基準を使ってください。世の中で見かける時給や工数の試算は、条件付きの一例です。標準値ではありません。

現金支出の差が出たら、もうひとつ計算できます。差額を、自作で増える社内時間で割る方法です。

損益分岐の時間単価 =(外注の現金支出 − 自作の現金支出)÷(自作の社内時間 − 外注時の社内時間)

自社の時間単価がこの金額より高ければ、総費用は外注のほうが安くなります。低ければ自作のほうが安くなります。ただしこの式が使えるのは、両方の成果物と要件をそろえたときだけです。

リクマ

リクマ

時間単価は、1円単位の正確さより桁を外さないことを優先してください。仮の金額を入れたら、その数字を2倍・半分にしても結論が変わるかだけ確認する。変わらないなら、単価の議論はそこで終わりにして構いません。

公開後に誰が直すのか|時間と運用で差が出る

自作と外注では公開後の更新時間と担当者が異なることを示す図

自作は待ち時間が減り、担当者の時間が増える

社内で更新できると、文言や画像をすぐ変えて、反応を見ながら直せます。

STUDIOが掲載するNIKKEI OFFICE PASSの事例を見てみます。外部に頼っていた修正のリードタイム(依頼から反映までの時間)は、「半月〜1か月」から「即日」になりました。SEO記事の月間UB(訪問したブラウザ数)も、約1,500から約9,000へ。約6倍です。

ただしこれはSTUDIO側が載せている個別の事例です。投稿本数や運用体制など、要因はほかにもあります。ツールだけで成果が出た、同じ結果が再現する、という意味ではありません。

出典:NIKKEI OFFICE PASSの導入事例

自作を選ぶなら、「自分たちで更新できること」を目的に置きましょう。担当者が休んでも回る手順書と、引き継ぎの方法を先に作っておくと安心です。

外注でも、確認と依頼の時間は残る

外注すれば、実装の作業は社外に移せます。ただし目的の整理、素材の準備、確認、承認は社内に残ります。「外注すれば社内工数はゼロ」と置くと、実際の進み方とずれます。

見積もりの段階では、次の5つを確かめてください。

  1. 修正回数と追加費用:何回まで無料か、どこから追加になるか
  2. 小さな更新の頼み方:連絡手段と、対応までの目安時間
  3. 保守に含まれる範囲:更新、障害対応、バックアップのどこまでか
  4. アカウントの契約者と管理者:サーバー、ドメイン、CMS、解析を誰が持つか
  5. 納品後に自社で更新できる範囲:編集してよい場所と、手順書の有無

「公開まで任せる」と「公開後も任せる」は別の契約です。月額の金額だけでなく、中身を比べてください。

WordPressで自作するなら、更新とバックアップを運用に入れる

自分で契約したサーバーに置くWordPressを、セルフホスト型と呼びます。自由度が高い分、更新とバックアップを日々の作業に入れる必要があります。WordPress公式の更新ガイドも、バックアップ、自動更新、ワンクリック更新、手動更新を項目ごとに案内しています。

出典:WordPress公式:Updating WordPress、WordPress公式:プラグインとテーマの自動更新

WordPressが危ないという話ではありません。テーマやプラグインを含めた更新の方針と、問題が起きたときの戻し方を決めておく。そういう運用の話です。

自分で保守しきれないなら、ホスティング会社の支援や、保守の外注という手もあります。その費用と、連絡・確認にかかる時間まで、自作の総費用に入れてください。

リクマ

リクマ

自社サイトを一度に生成しようとしたときは、見本との差が大きく、狙った品質になりませんでした。セクションごとに見比べて差分を直す進め方に変えてから安定したので、自作の可否はツール代より「確認と修正を続けられるか」で見ています。

事例の読み方|成果を分けるのは制作方法だけではない

ホームページの成果には制作以外の運用や改善も関わることを示す図

内製化の事例が示しているのは「改善の速さ」

STUDIOが掲載するla belle vieの事例では、LPの制作期間が2〜3か月から最短3日になりました。CVR(訪問者のうち申し込みに至った割合)は前年の280%相当、つまり約2.8倍と紹介されています。「280%増」ではない点に注意してください。

パシフィコ横浜の事例でも、内製化で更新体制を見直し、運用コストを減らしたと紹介されています。

どちらも掲載企業やサービス提供者による個別の事例です。セールの内容、改善の進め方、元の環境や更新頻度など、条件はそれぞれ違います。一般的な削減率として読むものではありません。

出典:la belle vieの導入事例、パシフィコ横浜の導入事例

ここから読み取れるのは「自作なら成果が出る」ではありません。更新したい人が自分で更新できると、試す回数を増やしやすい。それだけです。

Nutritsの例:AIで自社サイトのデザインを作った

Nutritsも2026年5月に、自社サイトのデザインをAI(Codex)で作りました。最初に試したのは、見本の画像から一気に作らせる方法です。これは、うまくいきませんでした。

そこで、1セクションずつ作る方法に変えました。スクリーンショットと見本を見比べ、差を確かめて直す方法です。これで、見本どおりのデザインになりました。

感覚としては、「これまで1か月かかっていたデザインが、3日あればできる」ほどの変化です。測った日数ではありません。また、制作を仕事にしている側が、作り方を知ったうえで道具を使った例です。誰が作っても、同じ日数になるわけではありません。

外注の成果事例は「制作以外の支援」を分けて読む

外注側の成果事例には、制作のほかにSEO・広告・コンテンツ・導線改善が組み合わさっているものがあります。たとえばサイバーインテリジェンスの成功事例ページも、制作に加えてSEOやWeb広告をサービスとして案内しています。

出典:サイバーインテリジェンスの成功事例

大きな数字を見かけたら、制作費と結び付ける前に3つだけ確かめてください。

  1. 制作のほかに、SEO・広告・運用が含まれていないか
  2. 比べた期間、母数、指標の定義が書かれているか
  3. 自社にも同じ担当者・予算・改善の頻度を用意できるか

3つとも埋まらない事例は、参考にはなります。でも、自社の見積もりを決める根拠にはなりません。

見積もり前にそろえる10の比較軸

ホームページの自作と外注を比べる6つの観点

次の表は、どちらが上かを点数で決めるものではありません。誰が何を負担するかを、見積もりの前にそろえるための表です。空欄が残った行が、そのまま聞くべき質問になります。

比較軸 自作なら自分たちで決めること 外注なら見積もりで確認すること 判断が分かれるところ
初期の現金支出 どのツール、テーマ、素材を買うか 制作範囲と、追加費用が出る条件 予算と、必要な品質の高さ
1年目の固定費・従量費 更新、保守、ライセンスの年額 保守契約の月額と、都度修正の単価 更新の回数と、契約に含まれる範囲
制作中の社内時間 学習、構成、原稿、制作、保守の担当 素材準備、確認、承認にかかる時間 本業へ回せる時間がどれだけ残るか
公開までの期間 担当者の習熟と、作業に充てられる時間 ヒアリング、制作、確認、修正の期間 公開が遅れたときに失うもの
公開後の修正の速さ 担当者以外でも直せる手順があるか 依頼方法、対応時間の目安、修正回数 文章や画像を変える頻度
SEO・解析・改善 誰が数字を見て、誰が直すか 初期設定までか、公開後の改善も含むか 求めたい成果の大きさ
保守・障害対応 更新、バックアップ、復旧の担当 対応範囲、連絡手段、対応時間帯、費用 社内に技術面の担当がいるか
必要な機能 標準機能で足りるかどうか 追加開発と外部連携がどこまで入るか 要件の複雑さ
引き継ぎ 担当者が抜けたときの手順書と保管場所 納品物、手順書、アカウントの受け渡し方法 何年運用する想定か
契約・管理権限 ドメインとサーバーの契約者・支払者 ドメイン等を誰の名義で管理するか 将来の移管のしやすさ

ケース別の目安

  • 名刺代わりの小さなサイト:自作と小規模パッケージの外注を、同じページ数・同じ素材条件で比べます
  • 検証用のLP:早く試すなら自作が有力です。訴求や導線が不安なら、そこだけ支援を受ける手もあります
  • 集客用のコーポレートサイト:成果の設計と公開後の改善を誰が担うかで決めます。作り方は後から選べます
  • 簡単なネットショップ:商品数、登録の手間、決済手数料、必要な連携を個別に計算します
  • 本格的なEC・会員機能・複雑な連携:一般的な自作と外注の比較を超えやすい領域です。要件整理の段階から専門家に相談してください
リクマ

リクマ

10軸を同じ重さで見る必要はありません。先に決めるのは、公開後に誰が直すかと、ドメインやサーバーを誰が契約・管理するかの2つです。ここが空欄のままだと、金額がそろっても比較になりません。

30分で結論を出す5つのステップ

自作・外注・ハイブリッドを決める5ステップの流れ

ここまでの内容を、手を動かす順に並べます。紙1枚か、共有ドキュメント1つで足ります。

1. 目的と「成果1件の価値」を決める

名刺・問い合わせ・採用・予約・販売のうち、今回のいちばんの目的を1つ選びます。成果1件の価値が分からなければ、無理にROI(投資に対する効果)を出さなくて大丈夫です。「いつ公開するか」「更新の時間を何分減らすか」といった運用の目標でも判断できます。

2. 必要なページ・機能・素材を一覧にする

ページ数だけでなく、フォーム、ブログ、予約、写真、原稿、解析、今のサイトからの移行を並べます。ここがそろって初めて、自作と外注を同じ条件で比べられます。

3. 自作にかかる時間を工程ごとに見積もる

学習、構成、原稿、制作、修正、公開、年間の更新を、別々の行に書きます。楽観・標準・悲観の3パターンを作っておくと、予定が延びても判断をやり直さずに済みます。

4. 同じ条件で2〜3件の見積もりを取る

値段だけで比べないでください。範囲、修正回数、保守、納期、アカウントの契約と管理、納品後の更新方法を同じ表に入れます。2〜3件は比べるための実用的な目安で、最適な件数という意味ではありません。

5. 全部ではなく、外注する工程を選ぶ

いちばん時間を使う工程か、失敗したときの損失が大きい工程から、外注の候補にします。最後に「自作」「外注」「ハイブリッド」のどれにするかを決め、日付を書いておきましょう。

よくある質問

自作すると、検索で不利になりますか?

作り方だけで順位が決まるとは言えません。この記事も、検索順位や問い合わせ件数を約束するものではありません。差が出やすいのは、公開後に誰が内容を足して直し、数字を見て改善するかという体制です。自作を選ぶなら、その担当者と時間を先に決めておきましょう。

外注したあと、自分たちで更新できますか?

契約によります。見積もりの段階で、次の3点を確かめてください。

  • CMSの編集権限をどこまで渡してもらえるか
  • 更新の手順書が納品物に入るか
  • 自分で編集してよい範囲はどこか

ここが決まれば、公開後に頼む作業と自分で直す作業を分けられます。

ドメインやサーバーは、誰が契約するのがよいですか?

決まった正解はありません。決めておきたいのは、契約者・支払者・管理画面にログインできる人の3つです。制作会社が代行する場合も、将来の移管の手順と費用を、先に書面で確かめておきましょう。後から選択肢が狭まらずに済みます。

見積もりが1社しか取れないときは、どう比べますか?

金額では比べられない代わりに、範囲を分けて質問します。企画・原稿・写真・デザイン・実装・CMS設定・計測設定・保守。それぞれが「見積もりに入っているか、別料金か、自社で用意するか」を聞きましょう。答えで前の章の10軸の表を埋めてください。1社でも、何を買っているかは判断できます。

まとめ|安さではなく、時間と成果の交換で選ぶ

ホームページ制作を安さだけでなく時間・成果・運用で判断する図

現金だけを見れば、自作が有利になりやすいのは確かです。判断を誤らせるのは、次の2つの思い込みです。

  • 自作の時間を0円と置くこと
  • 外注したときの社内工数を0時間と置くこと

どちらも実際には発生します。そのうえで、選び方は次のとおりです。

  • 更新が多く、社内で改善を回したいなら、自作・内製化の価値が上がります
  • 成果が大事で、設計・原稿・計測を社内で担えないなら、外注の価値が上がります
  • 迷うなら、初期設計や難しい部分だけを外注するハイブリッドも比べてください

問うべきは「どちらが安いか」ではなく、「自分たちの時間と欲しい成果に合うのはどちらか」です。そう置き換えると、590円と45万円は同じ表で比べられます。

次にやること

まず、次の5つを1枚に書き出してください。

  • 目的
  • 必要なページ
  • 必要な機能
  • 年間の更新回数
  • 自分たちの時間単価

この1枚で、自作の初年度総費用と外注の見積もりを並べると、判断がかなりはっきりします。

どこを自社で持ち、どこを外に出すかで迷ったら、Nutritsにご相談ください。自作か外注かが決まっていない段階でも、必要なページと工程の切り分けから一緒に整理します。

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参考情報・出典

公開価格や事例は、特定の時点・条件での情報です。料金は契約前に公式ページで、事例は自社の条件と比べながら確かめてください。

WRITTEN BYこの記事を書いた人

代表 中山

Nutrits 代表中山

埼玉県川越市を拠点に、中小企業のホームページ制作・Web改善・AI活用支援・EC・店舗送客支援を行っています。

ホームページは、作って終わりではありません。大切なのは、公開したあとにどう活用し、どう改善し、問い合わせや売上、店舗への来店につなげていくかです。代表メッセージより
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