「そろそろホームページを作り直したい」。そう決めたあと、最初につまずくのは制作会社選びではありません。問い合わせフォームの「ご相談内容」の欄に、何を書けばいいか分からない。そんな場面です。
予算も、公開したい時期も、載せたいページも、まだはっきりしない。この状態で相談していいのか迷って、手が止まってしまいます。
先に結論です。完成した仕様書はいりません。次の7項目を「決定」「仮決め」「相談」の3つに分けたメモが1枚あれば、相談は始められます。
- 目的
- 読者
- 必要なページと機能
- 素材
- 予算と日程
- 役割分担
- 公開後の運用
空欄を全部埋める必要はありません。決まっていないことは「相談」と書いて渡すほうが、話は早く進みます。制作会社も、どこから一緒に決めればいいかが分かるからです。
この記事では、次のことをまとめます。
- 7項目それぞれに書くこと
- そのままコピーして使える相談メモ
- 複数社の見積もりを同じ条件で比べる方法
- サイトの機能によって変わる、法務・セキュリティの確認範囲

用意するのは仕様書ではなく「決定・仮決め・相談」の一枚メモ
準備がいるのは、制作会社に気を遣うためではありません。目的が決まっていないと、ページ構成も、伝える内容も、公開後に何を見るかも、基準のないまま進んでしまうからです。
STUDIOが紹介する制作の流れでも、依頼の前に目的・スケジュール・予算を決めるよう示されています。そのうえで企画の段階で、目的・ターゲット・コンセプトを整理します。
出典:Studio「ホームページ(Webサイト)制作の流れ」
たとえば「問い合わせを増やしたい」と「採用の応募を増やしたい」では、優先するページが変わります。トップページから先に見せる導線も変わります。同じ「サイトを新しくする」でも、中身は別ものです。
デザインの刷新が悪いわけではありません。ただ、WACUL(Webサイト分析の会社)が20サイトのリニューアルを分析した結果は次のとおりでした。
- コンバージョン(問い合わせなどの成果)か、その率が改善したのは3割だけ
- 見た目の変更より、コンテンツの追加や成果の定義の見直しといった構造の変更のほうが、成果につながりやすかった
1社の分析なので、そのまま一般化はできません。それでも「古く見えるから」以外の理由を1つ持つ材料にはなります。
出典:WACUL「Webサイトの『フルリニューアル』は売上を伸ばすために本当に必要か」
そこで使うのが「決定・仮決め・相談」の3つの分け方です。書くと、こうなります。
- 決定:問い合わせを増やすことが主目的。9月中に公開したい
- 仮決め:ページは10前後を想定。写真は今あるものを使う予定
- 相談:フォームの項目。ブログを自社で更新できる形にするかどうか
3つに分けるだけで、相手は「決まっていること」「まだ動かせること」「一緒に決めること」を区別できます。無理に全部を「決定」で書くより、提案が具体的になります。

相談前に整理したい7項目
7項目は、埋めきるためのチェックリストではありません。分かるところから書き、分からないところは相談として残す。そのための枠です。

1. 目的と、優先したい行動
主な目的は1つに絞ります。ほかの目的は添える程度で大丈夫です。
「問い合わせを増やす」「採用の応募を増やす」「今のお客様が自分で情報を探せるようにする」。どれを先に置くかで、トップページに何を出すかが変わります。
数値の目標は、今分からなければ作らなくて構いません。「今は月2〜3件。増やしたいが、まず件数を正しく数えられるようにしたい」と書けば、計測の相談から始められます。
書くこと
- 主な目的
- 優先したい行動(問い合わせ・予約・資料請求・応募)
- 今分かっている件数、または「計測方法から相談」
- 公開後、いつ頃見直したいか
2. 主な読者と、その人が知りたいこと
年齢や業種だけでは足りません。次のところまで書くと、各ページの役割が決まります。
- どんな状況でサイトに来るか
- 何を確かめたいか、何が不安か
- 次に何をしてほしいか
人間中心設計(HCD)でも、使う人とその要求を早い段階ではっきりさせることが重視されています。HCDは、使う人の視点で設計と評価をくり返す考え方です。
BtoB(会社向けの商売)では、調べる人・使う人・決める人が別々のことがあります。必ず分ける必要はありません。当てはまる場合は、それぞれが何を確かめたいかを書き分けると、必要なページが見えてきます。
書くこと
- 主に見に来る人
- 来たときの状況と不安
- 確かめたいこと(料金・実績・対応範囲・信頼性)
- 次にしてほしい行動
3. 自社の強みと、参考サイト
「かっこよくしたい」だけだと、社内でも意見が割れます。信頼感・親しみやすさ・専門性・探しやすさのどれを優先するか。なぜそう感じるのか。そこまで言葉にしておきましょう。
参考サイトは、良いと思うものと避けたいものを2〜3件ずつ選びます。URLだけでなく、理由を添えてください。たとえば「写真の色が自社の現場に近い」「文字が多くて読む気になれない」。理由があれば、真似の依頼ではなく判断の基準として使ってもらえます。
書くこと
- 自社らしさを表す3語
- 伝えたい強み
- 参考にしたいサイトと理由
- 避けたいサイトと理由
4. 必要なページ、導線、機能
ページ名を並べるだけでは足りません。「そのページで誰に何を伝え、次にどこへ進んでほしいか」を1行ずつ書きます。
この1行が、サイトマップ(サイト全体の構造図)やワイヤーフレームのもとになります。ワイヤーフレームは、各ページに何をどの順に置くかを確かめる下書きです。要素の優先順位、導線、抜け漏れを確かめるための設計図なので、発注する側が完成版を作る必要はありません。
出典:Studio「Webサイト制作におけるワイヤーフレームの基礎知識」
機能は、必要なものだけを選びます。候補は、問い合わせ、予約、検索、お知らせ、ブログ、会員機能、決済、多言語などです。
このうちフォーム・CMS・ログイン・決済のようにデータを扱うものは、項目7の運用とセットで考えます。後半の法務・セキュリティの確認ともつながります。
書くこと
- ページの一覧と、各ページの役割
- 入口から問い合わせまでの流れ
- 必ずほしい機能と、あればうれしい機能
- フォームで受け取りたい項目と、なくてよい項目
5. 原稿・写真・実績などの素材
サイトの中身になるのは、自社にしかない情報です。Google検索セントラルも、ユーザーの役に立つ信頼できる内容を第一に考えるよう示しています。順位を操作するためのページではありません。制作の前に自社の情報を集めることは、その準備そのものです。
出典:Google 検索セントラル「有用で信頼性の高い、ユーザーを第一に考えたコンテンツの作成」
そろっていなくても相談はできます。素材ごとに、次の4つを決めておけば十分です。
- あるか
- 載せる許可を取れるか
- 誰が用意するか
- いつまでか
お客様の名前、人が写った写真、施設の中、公開前の案件、他社のロゴは、載せる前に権利と許可を確かめます。
素材の準備は、制作の進み方を左右します。2026年9月、Nutritsが制作したサイトでは、お客様から写真などの素材が届いてから修正を進めました。公開したのは、その後です。先方の追記を待つ期間もありました。
書くこと
- 今ある資料の一覧(会社案内・商品資料・FAQ・写真・ロゴ・実績)
- 足りない素材と、担当・期限
- 掲載許可の確認状況
- 原稿・撮影・図表づくりで頼みたい範囲
6. 予算、公開希望日、役割分担
上限を決めきれなくても大丈夫です。「この範囲までなら検討できる」「ここは削ってもよい」と伝えれば、段階的に進める案や、仕様を絞る案を相談できます。金額をまったく伏せたままだと、比べる土台が作れません。
公開希望日は「急ぎ」ではなく日付で書きます。その日が絶対か目標か、社内の確認に何日かかるかも添えます。原稿・撮影・法務の確認・ページへの流し込みを誰が担うかは、この段階では仮に分けておけば十分です。
書くこと
- 予算の上限、または検討できる範囲
- 公開希望日と、絶対か目標かの区別
- 社内の確認者と、確認にかかる期間
- 自社と制作会社の役割分担で相談したい点
7. 公開後の更新と、契約・引き渡しの条件
公開後に、誰が、どのページを、どのくらいの頻度で更新するか。ここが決まると、CMS(管理画面から自分で更新できる仕組み)をどこまで入れるかが決まります。保守を何に対して頼むかも決まります。全ページにCMSを入れるのが正解とは限りません。
契約の名義と権限も、公開前に確かめておきたい項目です。
- ドメイン、サーバー、CMSのアカウントを誰の名義にするか
- 制作データを、いつ、どの形で受け取れるか
この2つは、後から変えようとすると手間がかかります。
書くこと
- 更新の対象・担当・頻度・承認の手順
- 保守、バックアップ、障害時の連絡先
- ドメイン・サーバー・CMSの契約名義と管理権限
- 制作データと、他社素材の扱い。解約時の引き渡し
そのままコピーして使える相談メモ
立派なRFP(提案依頼書)を作る必要はありません。下のひな形をコピーして、分かる範囲を埋めてください。行の頭に「決定」「仮決め」「相談」を付けるだけで、伝わり方が変わります。

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ホームページ制作 相談メモ
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【書き方】
各行の先頭に [決定] [仮決め] [相談] のどれかを付けて記入します。
決まっていない項目は [相談] と書いたまま渡して構いません。
記入例: [仮決め] ページ数は10前後を想定
■ 1. 事業と担当者
・事業内容、提供している商品・サービス:
・対応エリア、店舗や拠点の有無:
・窓口の担当者と、社内の最終判断者:
■ 2. 目的と優先したい行動
・主目的(一つに絞る):
・優先したい行動(問い合わせ/予約/資料請求/応募):
・現在わかっている件数、または「計測方法から相談」:
・公開後に見直したい時期:
■ 3. 主な読者
・誰が見に来るか:
・来訪時の状況と、感じている不安:
・確かめたいこと(料金/実績/対応範囲/信頼性):
・次にしてほしい行動:
■ 4. 自社の強みと参考サイト
・自社らしさを表す3語:
・伝えたい強み、他社との違い:
・参考にしたいサイトと、その理由:
・避けたいサイトと、その理由:
■ 5. ページ構成と機能
・必要なページと、各ページの役割:
・入口から問い合わせ(予約)までの流れ:
・必須の機能:
・あれば望ましい機能:
・フォームで受け取りたい項目:
■ 6. 素材と役割分担
・すでにある素材(ロゴ/写真/会社案内/実績/FAQ):
・不足している素材と、用意する担当・期限:
・掲載許諾の確認が必要なもの:
・原稿作成、撮影、図表作成で依頼したい範囲:
■ 7. 予算と日程
・予算の上限、または検討できる範囲:
・公開希望日と、絶対条件か目標かの区別:
・社内確認にかかる期間:
・優先したい項目と、削ってもよい項目:
■ 8. 公開後の運用と契約条件
・更新する対象、担当者、頻度:
・保守、バックアップ、障害時の連絡先で相談したいこと:
・ドメイン、サーバー、CMSの契約名義と管理権限:
・制作データの引き渡しと、解約時の移管について確認したいこと:
■ 9. 制作会社に確認したいこと
・自社で更新できる範囲はどこまでか:
・追加費用が発生するのは、どんなときか:
・公開までに自社が対応する作業と、その期限:
決まっていない欄を埋めるために、根拠のない数字や機能を書き足す必要はありません。たとえば次のように書けば、提案する側は前提と検討の順番が分かります。
- 「[相談] 写真は未準備。撮影を含めて相談したい」
- 「[仮決め] 公開は秋頃が目標。社内確認に2週間必要」
もう1つ効くのが、項目ごとに最終的に決める人の名前を書いておくことです。確認待ちで制作が止まるのは、たいてい「誰が決めるか」が決まっていないところです。
Nutritsの例:記録と準備は、作る側にも欠かせない
2026年9月、Nutritsは住まい関連の事業者の仕組みづくりを進めていました。AIで作ったデモには、違和感がありました。そこで過去のLINEのやり取りを読み直すと、要件の抜けが見つかりました。デモは作り直しています。
やりたいことが会話の中に散らばっていると、作る側も拾い漏らすことがあります。相談メモを1枚にまとめておくと、あとから照らし合わせる場所ができます。
準備が大事なのは、制作する側も同じです。2026年5月、Nutritsはお客様のところへ訪問したとき、準備不足を感じました。もっと準備できていれば、より早く解決まで導けた。そう記録しています。
見積もりを同じ条件で比べる
同じメモを各社に渡すと、総額の差ではなく、前提の差が見えてきます。条件の違う見積もりを並べても、安い・高いだけでは判断できません。

下の質問は、各社に同じ言葉で聞くためのものです。答えを横に並べると、金額の裏にある違いが見えます。
| 比べる軸 | 各社に同じ言葉で聞く質問 |
|---|---|
| 目的の理解 | こちらの主目的と優先したい行動を、提案のどの部分に反映していますか |
| 範囲 | ページ、機能、原稿、撮影、コンテンツ登録、テスト、公開作業のどこまでが金額に含まれますか |
| 役割分担 | 自社側は、いつまでに何を用意・確認する必要がありますか |
| 費用の条件 | 初期費用と月額のほかに、追加費用が発生するのはどんな場合ですか |
| 進行 | 確認の節目は何回あり、こちらの確認にはどれくらいの期間を見ていますか |
| 修正 | 修正は何回まで含まれ、どの段階からが追加費用になりますか |
| 運用 | 公開後に自社で更新できる範囲と、依頼が必要な範囲はどこで分かれますか |
| 権利・移管 | ドメイン、サーバー、CMSの名義と、制作データの引き渡し条件はどうなりますか |
| 品質の確認 | スマートフォン表示、フォームの送信、アクセシビリティは、どの方法で確認しますか |
特に注意したいのが「ホームページ一式」という書き方です。これでは、何が納品され、どこから追加費用になるのかが分かりません。上の表の「範囲」の欄に沿って、入っている作業を1つずつ確かめてください。
この記事では、料金の目安をひとつの金額では示しません。ページ数、設計の深さ、原稿、撮影、機能、CMSの範囲、保守の有無で中身が変わるからです。条件をそろえずに金額だけ比べても、判断の材料になりません。
見積書を受け取ったあとの確かめ方は、見積もりのチェックリストの記事で詳しくまとめています。
機能によって変わる法務・セキュリティの確認範囲
確かめるべき範囲は、サイトに何を載せるかで変わります。会社案内だけのサイトと、フォームや決済のあるサイトでは前提が違います。以下は、自社に当てはまるかを確かめる入口として読んでください。

問い合わせフォームで個人情報を受け取る場合
本人から直接、書面などで個人情報を受け取るとき。個人情報保護委員会のガイドライン(通則編)は、原則として受け取る前に利用目的を示すよう求めています。ただし「フォームがあれば、決まった名前のページが必ずいる」と一律に言い切れるものではありません。
出典:個人情報保護委員会「個人情報の保護に関する法律についてのガイドライン(通則編)」
準備の段階でまとめておきたいのは、次の項目です。
- 受け取る項目
- 利用目的
- 目的を示す方法とタイミング
- 保管の方法
- 委託先の有無
- 問い合わせ窓口
自社の場合にどこまで必要かは、事業の内容に合わせて専門家にも確かめてください。
ECや有料の申し込みを扱う場合
通信販売やオンラインの有料申し込みを扱うなら、会社案内のサイトとは別に確かめる要件があります。
消費者庁の特定商取引法ガイドでは、通信販売で表示すべき項目が案内されています。ネット通販では、申し込みの内容を確かめて直せるようにする措置も求められます。
自社のサービスが当てはまるか、どの表示や画面が必要かは、扱う商品や決済の形で変わります。見積もりの前に「当てはまりそうか」だけでも伝えておくと、後からの追加を避けられます。
フォーム・CMS・ログインなどを入れる場合
データを扱う機能が増えるほど、公開後の更新・保守・権限の管理が重くなります。
IPAは「安全なウェブサイトの作り方」で、代表的な弱点への対策を公開しています。SQLインジェクション、クロスサイト・スクリプティング、アクセス制御の不備などです。どれも、外からの不正な操作を防ぐためのものです。
発注する側が作り方まで決める必要はありません。制作会社がどう保守し、どう確かめるかを質問する側に回るほうが現実的です。たとえば次のように聞きます。
- 更新や脆弱性(セキュリティ上の弱点)の情報への対応は、誰が、どこまで行いますか
- バックアップの対象と頻度は? 復元が必要になったときの手順は?
- 管理画面や外部サービスの権限は、誰が管理しますか
- フォームやログインを含む機能は、どの環境で、どう確かめますか
アクセシビリティ(誰でも使えるようにする配慮)も、作るときだけでなく更新のときに関わる品質です。デジタル庁のデザインシステムでも方針が示されています。ただし、すべての中小企業のサイトに同じ水準が法律で求められるという意味ではありません。
出典:デジタル庁デザインシステム「ウェブアクセシビリティ(方針)」
次の点を、使う人と予算に合わせてどこまで求めるか、相談してください。
- 文字の読みやすさ
- 色のコントラスト
- キーボードでの操作
- 画像の代替テキスト
- フォームの分かりやすさ
これらは「完全に安全」「法令に合っていることを保証する」という約束を引き出すための質問ではありません。リスクと対応の範囲を、契約と運用に合わせてはっきりさせるための質問です。
よくある質問

原稿や写真がそろっていなくても相談できますか?
できます。素材の有無、掲載の許可、作る担当、期限、外注したい範囲を伝えてください。原稿づくりや撮影を頼みたい場合も、早めに伝えておけば見積もりの前提に入れてもらえます。
予算がまだ決められないときはどうすればいいですか?
必要な機能、優先したいこと、許せる範囲を伝えて、段階的に進める案や削る案を相談します。「予算未定」だけで終わらせないのがコツです。何を優先したいか、いつまでに公開したいかを添えると、提案を比べやすくなります。
参考サイトは何を伝えればいいですか?
URLに加えて、良いと思うところ・避けたいところと、その理由を伝えてください。見た目、探しやすさ、写真の雰囲気、言葉のトーンに分けると伝わりやすくなります。「同じものを作って」ではなく、判断の材料として使ってもらえます。
検索順位や問い合わせ数は保証してもらえますか?
ホームページを作っただけで、順位・問い合わせ数・売上が確実に上がるとは言えません。Google検索セントラルも、順位の操作ではなく、ユーザーの役に立つ内容を重視する方針です。提案を受けるときは、何を改善するのか、どう測るのか、公開後にどう見直すのかを確かめてください。
ドメインやサーバーの契約は制作会社に任せてよいですか?
任せるのも選択肢の1つです。ただし、契約の名義・管理権限・アカウントを取り戻す手段は、自社でも把握しておきましょう。担当者が替わったり、制作会社を変えたりしても対応しやすくなります。契約前に、名義・管理権限・解約時の移管の手順を確かめてください。
まとめ|7項目を一枚にして、同じメモで相談する
ホームページ制作の相談前に整理したいのは、次の7項目です。
- 目的と、優先したい行動
- 主な読者と、その人が知りたいこと
- 自社の強みと、参考サイト
- 必要なページ、導線、機能
- 原稿・写真・実績などの素材
- 予算、公開希望日、役割分担
- 公開後の更新と、契約・引き渡しの条件

分かることを書き、決まっていないことは「仮決め」や「相談」として残します。その1枚を、複数の制作会社に同じ形で渡してください。金額だけでなく、目的の理解・範囲・役割分担・運用・品質で比べられるようになります。
今日できることは1つです。この記事の相談メモをコピーして、「主な目的」と「公開希望日」の2行だけ埋めてみてください。残りは、その2つが決まってからで間に合います。
ホームページ制作の相談前に、考えを整理したい方へ
目的も、ページも、予算も、公開後に誰が更新するかも、決まっていなくて大丈夫です。Nutritsでは、決まっていることと相談したいことを、一緒に整理するところからお受けしています。相談メモが途中まででも、そのままお持ちください。
参考情報
本文を書くときに確かめた資料です。内容は2026年7月26日に確認しています。制度やサービスの適用、契約の条件は、個別に最新の情報を確かめてください。
FREE DIAGNOSIS
無料Web診断で、サイトの課題と改善の優先順位を整理します。
サイトの課題と改善の優先順位を整理してお届けします。無理な営業は行いません。
- 01現状の課題を可視化
- 02改善の優先順位をご提案
- 03最短3営業日でご報告










リクマ
7項目のうち、後回しにすると一番困るのは7です。自社サイトの改修で、画面は完成しているのにメール送信の設定が残っていたことがありました。見た目の完成と、動く状態は別物です。メモには機能ごとの完了条件と担当まで書いておくと安全です。